■南港ホール2が3月に完成、Computexでは初めての運用

今年の3月に南港ホール2が完成し、Computexでは初めて会場として使われた。南港ホール2は南港ホール1の向かい側、道路を挟んだ位置にある。地下はMRTの駅で繋がっていて、雨の日は移動も便利。南港ホール2の展示面積は、1F が15,120㎡、4Fのフロアが同じく15,120㎡で二層構造になっている。2Fと3Fに展示スペースはなく、5Fは会議室となっている。

これは南港ホール1と同じ構造だ。参考までに南港ホール1の1Fと4Fを合わせた面積は45,360㎡で、2つのホールを合わせると総展示面積は75,600㎡となり、幕張メッセ(1~11全ホール72,000㎡)を上回る展示面積となる。

南港ホールは台北市内の松山空港より車で25分ほど、桃園国際空港車で45~60分の距離にある、台北駅からMRTを使えばMRT南港展覧館駅までおよそ20分。世貿1館から南港ホールへMRTで移動するには乗り換えが必要となる。Computex会期中は世貿1館と南港ホール1の間を無料シャトルバスが運行していて、渋滞がなければ15分程度で移動ができる距離だ。

これまでComputexのメイン会場だった世界貿易センターは1985年にオープンして以来、30年以上の年月が経つ。英語名はTaiwan World Trade Centerで通称TWTCと呼ばれている。中国語で「世貿1館」という呼び方が一般的だ。同じように国際会議センターの英語名はTaipei International Convention Centerで通称TICC、一般的に「会議中心」と呼ばれている。Computex2019ではTICCでもセミナーやカンファレンスが行われたほかIntel、AMD、Realtek(瑞昱半導體)など半導体ベンダーもここに出展している。実はTICCも注目すべきComputex会場のひとつだ。

世貿1館はComputexのメイン会場としてこれまで使用されてきた。2008年には南港ホール1が完成し、そして今年から南港ホール2の運用が始まった。Computexの主な出展企業は南港地区のホール1とホール2に移り、昨年まで世界貿易センターの別会場(第3ホール)で開催されていたInnoVEXが今年は世貿1館に移ってきた。

世貿1館は今後大規模な改装が予定されている。エントランスホールの全面的な改修をはじめ、VIPルームやレセプションエリアを増設、会議室やセミナー会場の機能と質感を高め、飲食やコンビニなど来場者の利便性を考えた改装を行うなど新しく生まれ変わる予定だ。2008年に運用が始まった南港ホール1の設備の拡充工事も同時に計画されている。これからもこの2つの地区での開催となり、Computexは南港地区、InnoVEXは世貿地区という形が定着しそうだ。Computex2020開催概要はこちらから(http://www.tcatokyo.com/Computex2020-1.pdf)またComputex2020出展に関してはこちらから(http://www.tcatokyo.com/Computex2020-2.pdf)

 

<写真5>南港ホール1の面積は1Fが22,680㎡、4Fが22,680㎡で合計45,360㎡ https://www.tainex1.com.tw/zh-tw/

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<写真6>新しく完成した南港ホール2、展示面積は1Fと4Fともに15,120㎡、合計30,240㎡ https://www.tainex2.com.tw/organizers_item2

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