3)セミナーの主な内容について教えてください。
■中国人の価値観と中国人の基本的な行動様式、中国人の仕事観と就業意識、やってはいけないこと/言っていけないこと(日本人が注意すべきタブー集/Do’s & Don’ts)、食事とお酒のマナーという内容で構成されています。
■セミナーは4人1グループまたは5人1グループで、ワークショップ形式で行います。各セッションでは、まず「ケーススタディ」を考えるところから入ります。おひとりおひとりの考えをコメントしていただいたり、グループ内で自由に意見交換をしたり、話し合いをしたり、ケーススタディのテーマについて徹底的に考えていただきます。日本人と中国人の違いが浮き彫りになり、逆に日本人の特殊性に気づくこともあるでしょう。
■「ケーススタディ」を考えていただいた後で、講師の解説があります。各セッションには中国人を理解するための「キーワード」が設定されていて、この「キーワード」に基づきながらパワーポイントのスライドを使って解説を進めていきます。
■また、「ロールプレイ」を随所に取り入れていることも特徴のひとつです。グループ内で日本人役、中国人役をそれぞれ決めていただきロールプレイを行います。予め設定されている状況に応じて、中国人役になった人にはロールプレイシートの指示に従って中国人役を演じていただき、グループ内に疑似的にコミュニケーションギャップを再現します。仕事の進め方、考え方の違いを浮き彫りにして、具体的なコミュニケーションギャップ体感していただいた後で、パワーポイントのスライドを使って解説を行います。
■単に講義を聞くだけの座学ではなく、ケーススタディをいっしょに考えたり、ギャップを体験したり、グループ内で意見交換したり、こうしたワークによって中国人と日本人の考え方や仕事の進め方の違いを学んでいくセミナーです。