■ここで台湾企業の「強み」をもう一度整理しておきたい。ポイントは3つに点にまとめられる。第一に、これまでOEM/ODM(Original Equipment Manufacturing/Original Design Manufacturing manufacturer)で培ってきた長年のモノづくりのノウハウである。市場のニーズに合わせて短期間にモノを設計し、量産体制をいち早く整え、グローバルな販売網をフルに活用して世界中に製品を供給してきた。1990年代には「世界のパソコン工場」と言われるようになり、グローバル市場をけん引してきた。
■第二に、台湾には原材料の調達からさまざまな部品の供給まで量産体制を支えるサプライチェーンがあること。台湾ではハードウエアであればほぼすべての部品が台湾内で調達できる。さらに、コストパフォーマンスを考えた場合は中国企業からの部材の調達や台湾企業が持つネットワークを生かして中国で生産体制を作ることも可能。また、ハイエンド製品は日本とのネットワークもある。こうしたサプライチェーンと生産基盤の厚みが台湾企業の大きな「強み」となっている。
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■■■ Computex & InnoVEX2018 開催概要 ■■■
http://www.computex.biz/computextaipei/2018/
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≫会期:Computex2018 6/5(火)~6/9(土) 会期 5日間
InnoVEX2018 6/6(水)~6/8(金) 会期3日間
≫会場:Computex2018 台北世界貿易センター/南港ホール
InnoVEX2018 世界貿易センター第3ホール
≫時間:午前9:30~午後6:00
ただし、Computex最終日4:00pmまで
≫主催:TCA/Taipei Computer Association
TAITRA/台湾対外貿易発展協会
≫出展規模:Computex 1,600社、5,010小間(2017年実績)
InnoVEXベンチャー企業272社(2017年実績)
InnoVEXピッチエントリー企業数100社、セミファイナリスト28社
ファイナリスト8社、優勝賞金30,000米ドル
≫来場者数:167か国と地域から41,378人(2017年実績)
≫事前登録
https://computex2018.accupass.com/Buyer/Step1
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≫Computex & InnoVEXの特徴
・4万人の外国人バイヤーが集まるアジア最大のITトレードショウ
・InnoVEX は2016年から併設されたベンチャーイベント/ピッチに注目
・製品調達で、海外市場開拓で、パートナー探しのため4千人の日本人
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■Computex & InnoVEX2018公式サイト
http://www.computex.biz/computextaipei/2018/—
■Computex & InnoVEX2018「事前勉強会」はこちらから
http://asia-n.biz/?p=3033—
■Computex & InnoVEX開催概要
http://www.tcatokyo.com/Computex01.html
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■Computex & InnoVEX2018開催概要/ダウンロード
http://www.tcatokyo.com/COMPUTEX2018-1.pdf